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【予告編】正気の意味を失っている・・・狂気が新しい標準だ

デーヴィッド・アイク週刊ニューズレター予告編
2012年9月27日木曜日

正気の意味を失っている・・・

・・・狂気が新しい標準だ

私は、ここ数日の間、これの私的な経験をした。日本のテレビゲーム最王手のセガが、ウェンブリー・アリーナで人々が互いに殺し合うのを止めるための呼びかけの一部となる予定だった反戦歌の使用を妨害したのだ。

この禁止はおカネとは関係ない。なぜなら財政的な取引は承認済みで、最終的な事務処理が交わされようとしていたのだ。それは、明らかになんと・・・トータルウォーと呼ばれるビデオゲームシリーズの「ブランドマネージャー」によって止められたのである。この決定の理由は偏見以外の何物でもなかった。なぜならセガは「自分たち」の音楽が私のような「論争の的になっている人物」と関連するのを望まないと私たちに伝えたからだ。

クレイジーで不可解で奇怪なことと云えば、偉大な反戦歌の原作者がトータルウォーと呼ばれるビデオシリーズで使用するために多国籍企業に権利を売ったはずであるというまさしくその事実が、いくらか深刻な打撃を受けるのである。しかし、恐らくそれは、戦争を娯楽として売っているビデオゲームでこの反戦歌を使用している権利の保有者の、態度を一変した異様さによって覆い隠されるはずだ。一方で、数千人が参加するイベントで平和と和解を呼びかけるために同じ歌を使用することを禁止しているのだ。

加えて、もしあなたが異様さの両極端とオーウェル風の二重思考をゆっくりと検討したければ、その歌の本当の文脈での使用を禁止している人が、依頼人を「論争の的になっている」と考えるかどうか想像していただきたい。おそらく彼は、わずかな楽しみやあなたの余暇を楽しむ方法としてシミュレーションの大量殺人が提示されたビデオゲームを制作し宣伝するには、自分のことを、論争の必要がなく、正気で、信頼できると考えているのであろうが。

しかし、戦争そのものが、思慮のない低能の軍服たちと、中近東の数千人を遠隔操作の無人機による空爆で殺害する「イエッサー」たちによるビデオゲームになってしまっている。まるで寝室でトータルウォーをプレイしている子どもように、世界の反対側のコンソールでジョイスティックを握って座っているのだ。

「おい、若者よ、トータルウォーやるのかい。」

「もちろんやるよ。」

「それ得意かい。」

「イエッサー、レベル1に行ったよ。」

「仕事したいかい。」

「すごい、数人いるぞ。発射だ。」

「ミサイル発射だ、ベイビー。」

「ほうら、赤ちゃんたちだ。」

「いや、そっちじゃなくて、こっちだ。」
「おっと、ごめん。じゃあ彼らは反乱軍だったと言うことにする。」

私はこれまでビデオゲームにあまり焦点を当ててこなかったが、今週の出来事は私にもっと詳細に見るよう促した。やれやれ。

いいかい、トータルウォーの三万八百人の男たちの戦いだ! おおっ。九分間にたくさんの死者がシミュレートされている。楽しいね。それに、この代物は何時間もプレイする若者やその他の人々の心や認識に、戦争や暴力に対する彼らの態度に関して影響を及ぼさないのではないか。

世界は狂っている。やっぱり本当だ。しかも完全に。

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おまけに、もう一つビデオゲームがあって、今度はイラクで本物の武装をした米軍によってプレイされる。トータルウォーを寝室でプレイしている子どもからあなたが聞くだろう同じ用語を使っているのだ。

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【アイク翻訳委員会:司壽

当記事の本編は後日公開予定です。

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