デーヴィッド・アイク週刊ニューズレター予告編
2012年11月8日木曜日
法案三十七への反対投票・・・
・・・狂気の定義
人類が自らの意識と認識を拡大する可能性は現実そのものと同じくらい無限であるが、あらゆる可能性の永遠の領域の中には、ひどくばかげた固いコンクリートになる可能性も潜んでいる。そうした挑戦に何人が名乗りを上げているかを実感するのは、時に憂鬱でありうる。
今週、数百万人がカリフォルニアの法案三十七に反対して投票をしたとき、理解しがたいほど自虐的な、最愛の人を虐待するような愚か者であろうとするさまに見事お目にかかる事になった。誰かが今後私に、人類はどれだけ愚かである可能性を秘めていると考えるかと訊く場合、私は常に次のように答えるだろう。法案三十七を見よと。
これは、遺伝子組み換え食品(GMもしくはGMO)の表示義務付けについて投票を行い、悪名高いモンサント等の大手食品や大手生物工学の企業連合が遺伝子操作されたフランケンシュタイン食品を「天然」のものとして販売促進するのを止める機会を人々に提供するカリフォルニアの住民投票だったのだ。
いま、その自明さを見ることができる四百二十万人のカリフォルニアの住民よ、おめでとう。けれども最近の米国で、ある程度までの票の不正操作はよくあることだと考えても、多数のカリフォルニアの住民(公式には四百八十万人)が自分たちや自分たちの家族が消費する食品の中身が何なのかを知る権利に反対して投票し、有権者のほぼ四十八%という更に多数の人々は、参加することさえ必要を感じなかったという事実が残る。それは、あきれ返るような水準の完全な愚かしさであり、ばかばかしさであり、脳細胞欠損である。
遺伝子組みかえ食品が自分たちの健康や子供たちの健康や殆ど全てのアメリカの一般大衆の健康に何をもたらすのかを彼らは判っていないのか、それともそれは人間の遺伝情報を書き換えているのか。
明らかに判っていないし、無知は、多くの場合、愚かであるばかりでなく致命的である。
【アイク翻訳委員会:司壽】
当記事の本編は後日公開予定です。
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