デーヴィッド・アイク週刊ニューズレター予告編
2013年7月5日金曜日
何処を見ようと・・・
・・・目を覚ませとの呼び声
エドワード・スノーデン等のような諜報の告発者が、世界的な人間監視のスケールに関して明らかにしたことは、私にとっては意外なことではなかった。こうした件を縦横に深くまで調査すれば、ひとつのものとして偽装しているが同じ「空間」で機能する、見えるものと見えないものの、ふたつの世界があることを知るだろう。
まず、人類社会全般が見えるものとして経験する世界がある。これが政府という、「民主主義」と呼ばれるものを通じて投票箱で選ばれるものであり、これから政府や諜報機関や法執行機関や軍隊その他を含む誰にでも適用される法規が出てくる。
この世界は、理論を除けば実は一切存在せず、政府の構造と「民主主義」は、全てのその表出において、責任をとるためにそれ自体を保持するのではなく、一般大衆を支配するために存在する。「法律」は、他の世界が好きなようにするのに対し、ますます稀な例外をもって「普通の人々」だけに適用される。
それは、陰から法を課すことで公共政策と人間の社会の方針を命じる、サタニズムや秘密結社や非公表ながら周知の集団や銀行や法人の領域であり、見えるものの世界では、外面上は、率直な議論と選挙を通じた、国民に対して責任のある政治家の仕事であるように見える。
この見えない世界の領域では、足枷のない力のうえには、法律もしくは抑制均衡[チェック・アンド・バランス]はないのである。それは結局、無限に足枷のない力を拡大する、足枷のない力によってつくられる領域である。要するに、見えない世界の下層がその上のそれに対して厳密に責任があるという意味を別にすれば、それは難なく、もしくは責任なしで、望むことは何でもするのである。
見えないものの階層は、それ自体に対してのみ責任があり、私たちが政府や諜報機関や法執行機関や軍隊とみなす見える階層に対しては全く責任が無い。一旦あなたがこれを理解すれば、エドワード・スノーデンのような内部者さえ、すでに自明でないギミー[訳注:ゴルフで非公式の試合の場合、相手にOKを出したくなるような短いショットのこと。]をあなたに話すことができるとのテーマには、なにもない。
非常に多くが、とりわけメディアにおいては、ショックや激しい怒りを伴って反応したという事実は、見えないものが見えるものの認識からどれだけファイアウォールされているかを示しているにすぎない。私は、ショックではなく、激しい怒りを共有する。
「何か悪い事をしていなくても、あなたは見られ、記録されている。そしてそうしたシステムの保管容量は毎年常に桁が増えている・・・彼らは時間を遡り、あなたがかつて行ったあらゆる決定、あなたがかつて何かを議論したどんな友人をも精査し、それを根拠にあなたを攻撃するために、このシステムを使うことが出来る・・・無実の生活から容疑を引き出し、ひとりの加害者という文脈で誰かを描き出すために。」エドワード・スノーデン
【アイク翻訳委員会:司壽】
当記事の本編は後日公開予定です。
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