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最悪の事態はこれから? 核専門家がフクシマを作動中の時限爆弾と呼んでいる理由
デーヴィッド・アイク ニュースヘッドライン
2012年5月5日土曜日09:54
「福島第一発電所で三重のメルトダウンから一年以上、日本政府、東京電力(Tepco)、米原子力規制委員会(NRC)は、現場の現在の状態について似かよった言明をしている:課題は残るが、すべては順調。最悪の事態は終わっている。
しかし、特に、一九八六年のチェルノブイリ核事故で放出された致命的なセシウム137の十倍にあたる最多の照射済燃料を収容する原子炉四号機において、日本政府は使用済核燃料の現場保管を続けるといった文字通りの火遊びをしていると核廃棄物の専門家たちは言う。また、こうした専門家たちは、それを認めることが、米国のあちこちにある何十もの同様に設計された原子力発電所に関しても安全性に疑問を呼ぶことになるため、NRCがこの脅威を悪化させていると非難している。米国のものも、補強された格納施設の外側で類似の高台プールの中に極めて多量の使用済燃料を収容している。」
もっと読む:The Worst Yet to Come? Why Nuclear Experts Are Calling Fukushima a Ticking Time-Bomb
まだ大量の放射能の噴煙が上がっている福島;アメリカは「非常な苦境」にあると核専門家は言う
デーヴィッド・アイク ニュースヘッドライン
2012年5月1日火曜日12:08
「最近の米国議会代表派遣団による日本訪問の間、オレゴン州上院議員ロン・ワイデンは、福島第一の核災害のゾッとするような余波を自らの目で目撃したが、それはここ数ヵ月間、マスコミから聞かされることがほとんどなかったものだ。彼は日本の藤崎一郎駐米大使に手紙を書いたが、その説明によれば、破損の状況は明らかに苛酷で、さらに多くのことがなされることを要請しており、その状況の可及的速やかな封じ込み及び解決に役立つかもしれない追加の支援・後援を申し出ている。
周囲の事情の由々しき苛酷さのために、多くの専門家が不吉な前兆と見るその手紙は、主流メディアが明らかに無視している太平洋全域で何が本当に進行しているかをわずかに垣間見せる。影響を受けた原子炉四機すべてがまだ「ひどく損傷」しているという事実に言及して、ワイデン上院議員は、報道では何カ月もの間崩壊寸前だった原子炉四号機が、破局的な爆縮に近づいている可能性があると手紙でほのめかしているようだ。」
もっと読む:Fukushima Still Spewing Massive Radiation Plumes; America in ‘Huge Trouble,’ Says Nuclear Expert
ビルダーバーグを占拠せよ2012
デーヴィッド・アイク ニュースヘッドライン
2012年4月30日月曜日08:43
「おや、地球上で最も狡猾で欺瞞的な人々が結局はそれほど聡明でないように見える。悪名高く人目を避けるビルダーバーグクラブは、スイスの山奥に潜むあるホテルで昨年のイベントを開催した後、年次総会をアメリカ合衆国に戻すことを決定した。
今年は五月三十一日から六月三日まで、彼らが二〇〇八年に会議を催したヴァージニア州シャンティリーに戻っている。その時でさえ、世界中から記録的な数の人々が、この特権階級の人々の秘密主義的な会議に抗議するために集まった。欧州議会の議員たちでさえ、その会議に抗議するためにそこにいた。その中のひとりは現に警備によって暴行を受けている。目下、会議がその州に戻り、春季行動のため充電中のオキュパイ・ウォールストリートと併せ、エリートは、注目している我々のような人々に、誰が実際に采配を振っているのかを世界に示す大きな機会を提供した。」
もっと読む:Occupy Bilderberg 2012
[訳注:【太田龍の時事寸評】二〇〇八年ビルダーバーグ年次総会における抗議デモ ― 大山恵喜週刊日本新聞アメリカ特派記者、ビルダーバーグ関連検索結果]
福島:戦闘なき核戦争:語られていない世界的核放射線危機
デーヴィッド・アイク ニュースヘッドライン
2012年4月26日木曜日06:14
「世界は重要な岐路にある。日本の福島の災害は世界的な核放射線の危険性を最前面に引き出した。
日本の危機は『戦闘なき核戦争』と言われている。有名な小説家村上春樹の言葉から:『今回は誰かに爆弾を落とされたわけではありません。私たち日本人自身がそのお膳立てをし、自らの手で過ちを犯し、自らの国土を汚し、自らの生活を破壊しているのです。』[訳注:二〇一一年六月九日のカタルーニャ国際賞受賞式での演説の一部]
惑星地球上の生命を脅かす核放射線は、地方レベルの犯罪事件やハリウッドの著名人に関する扇情的なゴシップ報道といった社会的関心の最も軽微な問題と比べ、第一面の記事とはなっていない。」
もっと読む:A Nuclear War without a War: The Unspoken Crisis of Worldwide Nuclear Radiation
日本の原発再稼働反対ハンガーストライキ参加者たち
デーヴィッド・アイク ニュースヘッドライン
2012年4月25日水曜日06:13
「首都中心部の経済産業省外で一週間キャンプしていたデモ参加者は、動向は不確かだと考えている。昨年の福島核災害の繰り返しを望まないとも言っているとユーロニュースは火曜日に伝えた。
北海道電力の泊原発三号機が保守点検のために停止する五月五日までハンガーストライキが続く予定。
泊原発は福島災害以来、日本の五十四機の商業炉で唯一稼働中の原子炉だ。」
もっと読む:Japanese Hunger Strikers Against Reopening of Reactors